「今年こそ5000人の動員を達成します」。
今年も中央大学商学部生の挑戦が始まった。
協力してくれるのは、関東フットボールリーグ一部を戦う東京23FC。同クラブは、東京都のJリーグクラブが多摩地域に集中する中で、東京23区から初のJリーグクラブを目指そうと2003年に設立された。クラブスローガンは『TOKYO PRIDE(都民の誇りとなれ)』。
そんな東京23FCと中央大学商学部との提携は昨年からで、クラブのGMが中央大学OBだったことで実現した。学生たちが目指すのは、9月10日(土)に江戸川区陸上競技場で行われるホーム最終節に5000人を集客すること。関東フットボールリーグの平均観客数は約500人だが、昨年は地域リーグ記録となる3300人の集客を実現した。
「今年こそは昨年実現できなかった5000人を達成して見せます」と熱く語る学生たち。現在は、クラブの広報、企画、営業といった機能を担い、日々奮闘している。そうした活動の結果、飲食店10店舗の出店やGIANT KILLINGの公式マスコットキャラクターのパッカくんの始球式参加が決まった。
後輩たちの活動を後押ししようとOB達も協力を惜しまない。中央大学OBがプロデューサーとして在籍する太陽企画株式会社は、大手企業のCM等を手掛ける映像制作会社だ。同社の協力により、学生企画の動画を制作。動画には、中大サッカー部出身で芸人のパンサー尾形氏が出演し、東京FCに突然入団させられそうになる様子がコミカルに描かれている。
「学生の力でも社会を動かせることを証明してみせます」と活動中の学生たち。彼らの集大成となる一戦は、9月10日(土)江戸川区陸上競技場で行われる関東フットボールリーグ後期第7節のジョイフル本田つくば戦(入場無料)となっている。昨年を上回る集客は実現するのか、東京23FCと中央大学商学部生の挑戦から目が離せない。
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By サッカーキング編集部
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