「NIKE MOST WANTED」の「ジャパンファイナル」1次選考を通過した26名 [写真]=NIKE
世界で戦える若きフットボールプレイヤーを発掘するスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」の「ジャパンファイナル」が22日、埼玉スタジアム2002 第4グラウンドで行われた。
「NIKE MOST WANTED」は、プロになりたいという若いプレーヤーの夢を叶えるための機会を提供する世界規模のスカウトプロジェクト。前回の「NIKE MOST WANTED 2016」では「ジャパンファイナル」を勝ち抜いた波田野海(聖和学園高卒)が日本代表として「グローバルファイナル」に挑み、見事「NIKE ACADEMY」への参加資格を獲得。現在はTHE FA(イングランドフットボール協会)の本拠地、セント・ジョージズ・パークにある「NIKE ACADEMY」に所属し、世界トップクラスの施設で約6か月間のエリートトレーニングを受けながらプロ契約を目指している。
今回の「ジャパンファイナル」(10月22日、23日の2日間開催)には、関東圏の高校、大学、クラブチームなどから60名の選手が参加。11月にイングランドのセント・ジョージズ・パークで開催予定の「グローバルファイナル」への進出権を懸け、しのぎを削り合った。
スカウトたちの鋭い視線が注がれる中、アップを済ませた選手たちはパス交換などのメニューを行い、基礎的な技術をチェック。続いてオフェンス3人とディフェンス2人に分かれ、パス交換からシュートまでを目指す実践的なトレーニングを実施し、最後はハーフコートで8対8のミニゲームで自分の持ち味をアピールした。
スカウトを担当した「NIKE ACADEMY」のエドゥワルド・オリベイラコーチは、「今日来てくれた選手たちは、セレクションに対する取り組み方が非常に熱心だったと思う。全体的なレベルも高かったし、2日目にも期待したい」とセレクション初日を総括。また、「10代の日本人選手は他国の選手に比べて判断スピードが早く、ボールを動かす部分に関してもレベルが高いと思う。だからこそ、『グローバルファイナル』に進出する選手には個の力を求めている。明日はテクニックや賢さ、オフザボールの動きに加え、自分で局面を打開してフィニッシュまで持っていったり、周りの人を使って結果をもたらすようなプレーに期待したい」と2日目のセレクションの選考基準について語った。
初日に参加した60名のうち、2日目のセレクションに駒を進めたのは26名。翌23日に実戦形式のセレクションを通じて、数名の選手が「グローバルファイナル」の挑戦権を獲得する。
「ジャパンファイナル」初日の合格者26名は以下のとおり。
GK櫻井康佑(城西大)
GK岸大輔(山梨学院大)
CB宮里侑希(久御山高)
CB新井雄大(拓殖大)
CB佐々木駿(東海大付属高輪台高)
CB北村星伍(鎌倉学園高)
RSB松岡耕生(京都教育大)
RSB大迫暁(日本体育大)
LSB山川義嗣(拓殖大)
OMF白川恵士朗(無所属)
OMF西尾翼(東海大)
OMF武田健太郎(東大和高)
OMF吉原航(日本大学豊山高)
OMF畑雄太(横浜猛蹴FC)
OMF佐方優斗(正則学園高)
OMF菊谷篤資(江戸川大)
CMF森下頼登(東海大)
DMF國塩宙樹(久御山高)
CF伊藤大将(拓殖大)
CF辻ヶ堂稜(実践学園高)
CF岡村晏登(東京農業大)
CF宗塚良真(常磐高)
RWG加賀寛也(拓殖大)
LWG藤田昂陽(綾羽高)
LWG五百蔵準(山梨学院大)
LWG池田啓佑(前橋育英高)
By サッカーキング編集部
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