曖昧な分析では「サッカーの問題」は解決できない
試合中、チームのプレーはうまくいっているのか? 攻撃は? 守備は? 現場の指導者にとって、現状を的確に把握することはとても重要です。
「何かおかしい」「調子が悪い」「気合いが足りない」「集中していない」・・・・・・。
当たり前ですが、曖昧な問題を口にするだけでは解決になりません。
ヨーロッパでは、グラスルーツの指導者ライセンスでも「ゲーム分析」ができることは合格の必須条件です。
なぜなら日本でも浸透しつつあるM-T-M(マッチ-トレーニング-マッチ)のように【試合→ゲーム分析→サッカーの問題の結論→トレーニングの作成・実践→試合】というサッカーを指導するワークフローにおいて、ゲーム分析はその根幹をなすテーマだからです。
どこかの強豪、有名チームがやっているという理由でトレーニングを真似しても、試合で見つかった問題点を改善できるとは限りません。
必要なのはペンとノートを用意するだけ
そこで我々が提案するのが「ザ・サッカーアナリティクス」です。
世界的名門クラブであるオランダ・アヤックスのゲームアナリスト白井裕之氏が監修しました。オランダサッカー協会(KNVB)が推奨するゲーム分析理論をベースに、白井氏が日本の指導者向けに改良を加え、「サッカーの観方」「サッカーの分析方法」を体系化した新しいゲーム分析メソッドです。
この方法は、非常にシンプルで効果的なものです。ペンとノートを用意するだけで、いつでもゲーム分析を行うことが可能になります。
これまでのような個人の経験やサッカー観に頼った分析方法ではなく、トップレベルでの選手経験がない、またはプレー経験自体が乏しい指導者でも取り入れることができます。
なぜ、オランダの理論をベースとするのか?
それには理由があります。
オランダの人口は約1,600万人(日本の約8分の1)、九州と同じくらいの小さい国土でありながら、ヨハン・クライフをはじめ、ベルカンプ、クライファート、ロベン、デパイといった世界的な名選手を継続的に輩出し、数多くの優秀な指導者を養成してきました。
少ない人口と狭い国土でありながら、サッカーの育成大国としての地位を高めてきた背景には、長年積み上げてきたオランダ人の知恵と誰にとっても明快で合理的な「サッカーの型」と「分析方法を含めた指導者育成」が存在するからです。
いまや世界の強豪国として知られるスペイン、ドイツ、ベルギーといった国々もオランダの考えをベースに取り入れてきました。
あなたが「ザ・サッカーアナリティクス」を学ぶと…
・漠然としていたサッカーの見方を整理できる
・主観ではなく客観かつ論理的にゲームを分析できる
・選手・チームの問題が明確になる(成長度においても)
・今まで見えなかった問題・成長度も発見できる
・選手に対して問題・成長度をロジカルに説明できる
・M-T-Mを効果的に実践できる
・正しい問題解決を行うことでチームを勝利に導く
このようなメリットがあります。
白井氏からメッセージ
本当のサッカー指導者の考え方を伝えていきたい
日本サッカー協会のライセンス制度の内容にも関係しますが、オランダのライセンス制度では、UEFAのC級クラス(日本のB級ライセンスに相当)にて、試合→ゲーム分析→サッカーの問題の結論→トレーニングの作成・実践→試合の順番でワークフローを習学します。この過程が、ライセンス授業の中心となります。
今回、皆様にオランダからご紹介したいのは、正にそこです。日本サッカー界の指導現場の現在までの成果を大きな土台として、もう1つ前に踏み出すためには、このワークフローを自由自在に扱える「サッカーの内容を指導できるサッカーの指導者」という考え方を、グラスルーツの指導者の方々と共有できたら幸いと考えました。
このDVDを通して、皆さんのクラブ内で、スタッフと選手間のサッカーのコミュニケーションが整理され円滑になり、チームと選手の成長の手助けになれましたら幸いです。
将来、日本がサッカー界の分析大国になることを夢見て
白井裕之
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「ザ・サッカーアナリティクス~欧州の育成大国に学ぶ「勝つため」のゲーム分析メソッド~」
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By サッカーキング編集部
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