“adidas UEFA Young Champions 2017” 日本代表選抜大会に中田浩二さんが登場した
アディダスは16日、都内で「“adidas UEFA Young Champions 2017” 日本代表選抜大会」を開催。スペシャルゲストとして、元サッカー日本代表の中田浩二さんが登場した。
“adidas UEFA Young Champions”は、アディダスが世界に挑戦する中高生のサポートを目的に開催。2001-2002シーズンから、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の開催に合わせ、同大会の開催地代表チームと他国の選抜チームによる世界大会が実施されている。
日本代表選抜大会は、現役中学生を対象に2017年6月に開催される“adidas UEFA Young Champions 2017”に出場する日本代表チームを選考するための国内唯一の大会で、優勝チーム内のU-16選抜選手全6名(フィールドプレイヤー5名+ゴールキーパー1名)が、今シーズンのCL決勝が行われるウェールズ・カーディフで開催される“adidas UEFA Young Champions 2017”世界大会への切符を手に入れる。試合はフットサル同様5対5の形式で、予選リーグは10分オールで実施。決勝トーナメントから7分ハーフ(ハーフタイム1分)、決勝戦は10分ハーフ(ハーフタイム5分)で試合が行われる。
試合中には中田さんと出場チームのコーチによる座談会も実施。中高生年代を指導する難しさなど質問が寄せられ、中田さんから個人のスキルアップやチーム強化へのアドバイスが送られた。
「日本にはサッカーが上手い子が本当に多いと思います。その中で“チーム”として考えたときに、チームメイトと上達することも大事ですが、競い合って上手くなることが重要です。『自分よりサッカーが上手い選手がいる』ということに悔しさを感じて、もっと上手くなろう!と競争してほしい」
ともぞうSC(Aチーム)と横浜F・マリノスジュニアユース(Bチーム)の顔合わせとなった決勝戦は、両チームとも素早いパス回しと、果敢なドリブル突破からチャンスを演出。序盤から激しい攻防が繰り広げられると、ともぞうSCが2点を先行し、ハーフタイムへ。2-0で折り返した後半、横浜F・マリノスが攻勢に出るものの、ともぞうSCはGKを中心とした堅い守りでこれを阻止。素早い切り替えで攻撃に転じると、2点を追加し、リードを広げた。横浜F・マリノスは、終了間際に1点を返すも反撃はここまで。ともぞうSCが4-1で日本選抜大会を制し、世界大会への切符を手にした。
“adidas UEFA Young Champions”世界大会は6月2日、ウェールズのカーディフで開催される。
By サッカーキング編集部
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