5月12日、滋賀県の長浜バイオ大学ドーム屋内グラウンドにて「adidas × キャプテン翼 STADIUM COMIC」のイベントが開催された。
日本のサポーターの思いを1つにする――、「adidas × キャプテン翼 STADIUM COMIC」は、サッカー日本代表のオフィシャルサプライヤーを務めるアディダスが、6月に開幕する2018FIFAワールドカップ ロシアに参戦する選手たちを応援するために全国で開催。「キャプテン翼」の作者、高橋陽一先生がプロジェクトのために書き下ろしたフラッグには日本代表のユニフォーム“勝色”を着た登場人物が描かれた。この縦25メートル、横15メートルというビッグフラッグに、サポーターは日本代表へのメッセージを直接記入する。全国12会場でメッセージを集め、日本代表戦のスタンドで掲げられるビッグフラッグを作成する。
この日のイベントには、元サッカー日本代表で昨年現役を引退した坂田大輔さんが登場。さらに、フリースタイルフットボーラーのWASSEさんも登場し、トークショー、U12サッカークリニックが行われた。
サッカースクール「クーバー・コーチング・ジャパン」指導の下開催されたサッカークリニックには、坂田さんとWASSEさんも参加。ボールを使った1対1の練習では、参加者全員が狭いエリア内でも果敢に相手をかわそうとチャレンジ。その姿に触発されてか、坂田さんとWASSEさんも参戦。参加者の熱気に触発されて本気になる場面もあった。
練習の合間には、「ドリブルで相手を抜くにはどうすれば良いですか?」「ボールを上手く扱うにはどうすれば良いですか?」など、坂田さんへの質問が殺到。坂田さんは「やっぱりスピードが大事。乾(貴士)選手は上手さが目立つけど、スピードもある」「ボールを常に近くに置いて、いつでも触れる状況を作った方がドリブルは上手くいくよ。ボールは友達!」と熱血指導で答えた。
クリニック終了後には参加した子供たちの中から坂田さんとWASSEさんがそれぞれMVPを選定。選ばれた2人には5月30日に行われるワールドカップ壮行試合の観戦チケットがプレゼントされた。そして最後は、坂田さん、WASSEさんから参加者全員へメッセージが送られた。
坂田さん
「今日はみんなからパワーをもらいました。日本代表がワールドカップで良い成績を残せるように盛り上げましょう!」
WASSEさん
「みんなプロの選手を目指していると思います。その夢を叶えるために、努力できる自分になってください」
全員が最高の時間をともにし、日本の勝利へ機運を高めたイベントは大盛況のまま幕を閉じた。
By サッカーキング編集部
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