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「22チーム、22の人生」“好きなもの”を支えに生きる人を描いた感動作『ディス・イズ・ザ・デイ』6月7日発売

2018.06.06

 芥川賞、川端賞、文部科学大臣新人賞などの受賞歴を持つ津村記久子(つむら・きくこ)さん著書「ディス・イズ・ザ・デイ」が6月7日に朝日新聞出版から発売される。

 同作は朝日新聞の夕刊連載として2017年1月にスタートした小説。全国各地に暮らすサッカー2部リーグのファン22人が主人公となる、全11話の連作短編集で、職場のパワハラ、憧れの先輩に近づけない、夫の浮気、子供の親離れなど、各々悩み惑う毎日の中で、チームを応援する主人公たちが最終節の「その日」に何を思うのか?“好きなもの”を支えに生きる普通のひとの人生を愛おしく、ユーモラスに、そしてエモーショナルに描く感動作となっている。

 今回は発売を記念して、「ディス・イズ・ザ・デイ」を抽選で5名様にプレゼントします。

【プレゼント応募フォーム】

ディス・イズ・ザ・デイ
文芸書(小説、連作短編集)
装画:内巻敦子
装幀:名久井直子
定価:本体1600円+税
発売:2018年6月7日
体裁:四六判・368ページ

<目次>
第1話 三鷹を取り戻す
第2話 若松家ダービー
第3話 えりちゃんの復活
第4話 権現様の弟、旅に出る
第5話 眼鏡の町の漂着
第6話 篠村兄弟の恩寵
第7話 龍宮の友達
第8話 また夜が明けるまで
第9話 おばあちゃんの好きな選手
第10話 唱和する芝生
第11話 海が輝いている

著者略歴:津村記久子(つむら・きくこ)
1978年大阪府生まれ。2005年デビュー。08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、09年「ポトスライムの舟」で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイ ジェスト』で織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞を受賞。16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞し、本作は17年にNHK BSにて連続ドラマ化もされた。17年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞を受賞。

By サッカーキング編集部

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