男子の部で優勝した小林隼人(左)
フットゴルフのアジアカップ2018(中国・ゴールデン・エレファント・ゴルフクラブ)は、現地時間6日に最終日の競技を行い、個人戦男子の部で初日トップだった小林隼人が、6アンダー66をマークし通算11アンダーで逆転優勝を飾った。2位は通算10アンダーで鈴木秀成、3位には通算6アンダーで新井晋が入り、日本勢が表彰台を独占した。
2打差2位でスタートした小林は、この日だけでスコアを6つ伸ばす猛攻。昨年のジャパンオープンファイナル優勝以降、国内フットゴルフを牽引する存在となっているが、その勢いをアジアの舞台でも見せつけた。
国際大会では初のタイトル奪還となったが、小林は「これまで国際大会で悔しい思いをしてきて、その悔しさをバネに練習をしてきました。結果が出て嬉しいです。またワールドカップに向けた新たな戦いが始まるので、信念をもって挑戦していきます」。気持ちはすでに12月にモロッコで開催される第3回ワールドカップに向いているようだ。
一方、女子の部でも日本勢が表彰台を独占。山野香織が優勝すると2位に阿漕洋子、3位に西畑静佳が食い込んだ。なお、シニアの部では大塚有尋が、3日間で通算25オーバーとスコアメイクに苦しみ3位。日本勢ではトップとなったが、初優勝を逃した。
団体戦は日本チームが、プレーオフの末、中国に敗れて2位と惜敗。前回大会では日本の強さが目立ったが、地元中国のフットゴルフが急速に進化していることを印象付ける結果となった。
By サッカーキング編集部
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