鳥取時代の前田(写真は2016年のもの) [写真]=Getty Images for DAZN
九州サッカーリーグの沖縄SVは7日、FW前田俊介が2020年シーズン限りで現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。また、前田がトップチームのコーチに就任することも併せて発表されている。
現在34歳の前田は、サンフレッチェ広島ユース出身。2005年に広島のトップチームへ昇格すると、2008年まで同クラブに在籍した(2007年シーズン、2008年シーズンは大分トリニータに期限付き移籍)。2009年に大分へと完全移籍すると、以後はFC東京(期限付き移籍)、北海道コンサドーレ札幌、ガイナーレ鳥取と渡り歩き、2018年に沖縄SVへと加入した。2020年シーズンは、KYFA第48回九州サッカーリーグ(4試合実施)で2試合に出場、天皇杯では1試合に出場している。
クラブ公式サイトでは、前田のコメントも掲載されている。
「2020年限りで引退することを決めました。まずは家族を始め、今まで私を支えてくれたチーム、スポンサーパートナー、監督、選手、スタッフ、サポーターの皆様に感謝申し上げます。とくに去年はコロナ禍にもかかわらず、たくさんのスポンサーパートナーの皆様やサポーターの皆様にそれまでと変わらない応援をしていただきました。これまで応援して下さった皆様、本当にありがとうございました」
「選手としては引退しますが、これからはいろいろな経験を通して人としても成長できるよう精進していきます。今年から沖縄SVトップチームのコーチという新たな立場でJFL昇格を目指していきますので、引き続き応援よろしくお願いします」
By サッカーキング編集部
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