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IFAB、従来の交代枠「3」から「5」を恒久化…2022-23シーズンから適用

2022.06.14

従来の交代枠「3」から「5」へ [写真]=Getty Images

 国際サッカー評議会IFAB)は13日、1試合で最大5人まで選手交代を認める特例措置を恒久ルール化すると発表した。同日、公式サイト『FIFA.com』が伝えている。

 新型コロナウイルスの影響で2020年5月以降、従来の交代枠「3」から「5」へ暫定的に増やすことが可能となり、同シーズンは多くのリーグで5人の交代枠が設けられた。その後も、Jリーグやラ・リーガを筆頭に世界各国のリーグおよび大会で同ルールが継続されてきた一方、今シーズンのプレミアリーグでは、層の厚い上位クラブが得となるなどを理由に従来の3枠に戻す決断をしていた。

 そんな中、IFABはカタール・ドーハで年次総会を開き、2022-23シーズンから1試合で最大5人まで選手交代を認める特例措置を競技規則に組み込むことを承認。交代回数はハーフタイムを除き3回までという現行の規定が維持される。また、大会主催者の裁量でベンチ入りメンバーの上限を12人から15人まで増員できることも確認した。

 なお、その他には脳震盪発生時の選手交代やビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が迅速かつ正確にオフサイドを判定できるシステム(半自動オフサイド技術)の導入などが議論された。

By サッカーキング編集部

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