広島と北京国安の一戦はドロー決着 [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第1節が25日に行われ、グループFではサンフレッチェ広島と北京国安が対戦した。
先にチャンスを作ったのはアウェーの北京国安。16分、ゲロンがシュートを狙うも、ボールはわずかに左へ外れた。広島は丁寧にパスをつなぐスタイルで試合を優位に進め、山岸智、野津田岳人らが積極的にゴールを狙う。主導権を握りながらも得点は奪えず、前半はスコアレスで折り返す。
迎えた後半、立ち上がりから佐藤寿人が相手ゴールに迫るが得点を奪えずにいると、北京国安に一瞬の隙を突かれてしまう。63分、CKの混戦からハ・デソンに押し込まれ、先制を許した。
リードを奪われた広島は、65分に佐藤がボレーシュートでゴールを狙うが、GKヤン・チーが好セーブ。絶好のチャンスを逃してしまった広島だが、78分に同点に追いつく。CKの流れから野津田が中央にクロスを上げると、これを千葉和彦が右足で合わせ、試合を振り出しに戻した。
その後も互いに勝ち越し点を狙い、攻勢に出たものの得点は生まれず、試合は1-1のまま終了。勝ち点1を分け合う結果となった。
広島は3月11日に行われるグループリーグ第2節で、セントラルコースト・マリナーズとのアウェー戦に臨む。