先制ゴールに歓喜するW・シドニーの選手とサポーター [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ決勝のファーストレグが25日に行われ、オーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズとサウジアラビアのアル・ヒラルが対戦した。
試合はアウェーのアル・ヒラルが主導権を握り、チアゴ・ネーヴィスを中心に攻撃を仕掛ける。しかし、球際で激しさを見せるウェスタン・シドニー・ワンダラーズの守備陣を前に、ゴールを奪うことができなかった。一方、劣勢のウェスタン・シドニー・ワンダラーズもボールが繋がらず、シュートまで持ち込めない展開が続く。前半は互いに無得点のまま終了した。
後半に入ると、先にウェスタン・シドニー・ワンダラーズが動く。58分、ブレンドン・サンタラブに代えてトミ・ユリッチを投入。すると6分後に、この交代策が実を結ぶ。64分、左サイドからチャンスを作ると、クロスにユリッチが飛び込み、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズが先制ゴールを挙げた。
その後は、アル・ヒラルがボールを保持しながら得点を狙いにいくが、ゴール前での精度を欠き、スコアを動かすことはできず。このまま試合はタイムアップとなり、1-0で勝利を収めたホームのウェスタン・シドニー・ワンダラーズが、初のアジア王者へ前進した。セカンドレグは11月1日に行われる。
【スコア】
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 1-0 アル・ヒラル
【得点者】
1-0 64分 トミ・ユリッチ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)