AFCチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグが26日に行われ、ガンバ大阪は韓国の全北現代と対戦し、スコアレスドローで終わった。試合後、G大阪のMF遠藤保仁が記者団の取材に応じている。
同試合でフル出場した遠藤は、「ガツガツくるって予想通りでしたし、マンツーマン気味で中盤から前はそんな感じだったんで、もう少し(相手選手を)剥がせればよかったです。良くない中でも我慢強くやってましたし、ピッチも結構乾いていたのでちょっとやりづらい部分もありましたけど、もうちょっとチャンスを作りたかったです」と試合を振り返った。さらに、「できればアウェーゴールを奪いたかったってのはあります」と無得点を悔やむも、「引き分けでOKとも思わないですけど、最低限の結果は出せました」と語った。
アウェーでのファーストレグを終えて同選手は、「悪い状態ではないのでホームでしっかり勝てるように、この引き分けを活かしていきたいな思います。次どんな感じでくるかってのはわかったんで、打開策を考えていきたいですね」と、セカンドレグに繋がる試合だったとコメント。そして、「点さえやらなければ、90分で負けることはないですし、先に点をとれば、相手も前がかりになるので、そういう展開に持って行きたい。まずは失点をしないようにしていきたいです」とセカンドレグを見据えると、「あまり点をとられたりっていうのを考えずに、積極的に勝ちに行くゲームにしたいなと思いました」と意気込みを語った。
また、この日、決勝トーナメント通算2枚目のイエローカードを受けたエースのFW宇佐美貴史が、累積警告でセカンドレグは出場停止となった。遠藤は、「こればっかりは仕方ないですね。厳しく行った結果のイエローカードなので」と擁護すると、「代わりに出る選手のいいところを出せればいいと思います。誰が出てもしっかり結果が出せるようにしていきたいと思います」とチーム一丸となって勝利すると誓った。
セカンドレグは、16日にG大阪のホームで行われる。