ACL決勝進出を果たし喜ぶ広州恒大のスコラーリ監督 [写真]=Getty Images
広州恒大は、21日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝セカンドレグで、ガンバ大阪と対戦し、0-0の引き分けに終わった。この結果、広州恒大が2試合合計スコアで2-1とし、初制覇を果たした2013年以来、2年ぶりの決勝進出を果たした。
試合後、広州恒大を率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、「ガンバという強いチームを相手に少なからず4回チャンスを作れたと思いますが、それに対してガンバの本当の決定機は2回だったと思う」と振り返ると、「自分たちの方がたくさんチャンスがあったにも関わらず、ゴールを挙げられなかったのは残念です。もし得点を挙げられていたら試合はもっと変わったものになっていた」と勝ち切れなかったことを悔やんだ。
その一方で、「最終的に引き分けに終わり、次の決勝に勝ち進むという目標は達成できたと思っています」と決勝進出を喜ぶと、「ホテルに帰って美味しいディナーを食べて、美味しいワインを飲んで、休みたい」と目標達成の祝杯が楽しみな様子。
さらに対戦相手のG大阪については、「おめでとうとと言いたい。今まで私たちが対戦したチームで一番よいチームだったと思っています」と敬意を表した一方で、自身のチームについては、「とくに中国人の選手にありがとう、おめでとうと言いたい。国内リーグでもACLでも彼らがチームの原動力になってくれた。全ての選手にありがとうといいたいが、特に中国人選手に感謝しています」と、FWエウケソンやMFパウリーニョらブラジル人選手ではなく、ファーストレグで得点を決めたMFホァン・ボーウェンとMFチョン・チーら中国人選手を称えた。
広州恒大は、決勝でUAEのアル・アハリと激突。ファーストレグは、11月7日にアル・アハリのホームで、セカンドレグは同21日に広州恒大のホームで行われる。
By サッカーキング編集部
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