水原三星戦で先発出場したG大阪MF倉田秋(右)[写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ第1節が24日に行われ、グループGで水原三星(韓国)とガンバ大阪が対戦した。
昨季ACLベスト4のG大阪は、同天皇杯王者として2年連続8度目の参戦。初戦は、Kリーグ・クラシック2位水原三星とのアウェーゲームとなった。20日に行われ、1-3で敗れた富士ゼロックススーパーカップ2016のサンフレッチェ広島戦からスタメンを2名変更。アデミウソンと遠藤保仁が外れて、金正也と倉田秋が入った。その他、宇佐美貴史、パトリック、井手口陽介、今野泰幸らが先発メンバーに名を連ねた。
試合は18分、立ち上がりに押し込まれていたG大阪が、決定的なチャンスを迎える。倉田からの浮き球スルーパスに反応したパトリックがペナルティエリア内中央に抜け出して右足を振り抜く。だが、強烈なシュートは左ポストに直撃し、得点とはならなった。一方の水原三星は、クォン・チャンフンが立て続けに決定機を得る。23分、エリア手前中央で反転から左足シュートを放つが、枠の左に外れた。28分には、エリア内左でこぼれ球に反応し、ダイレクトボレーを放つが、シュートは枠の右に外れる。
水原三星は42分、コ・チャウォンがヒールで井手口の股を抜くスルーパス。それに反応したクォン・チャンフンがエリア内右で左足を振り抜くが、シュートは左ポストに弾き返された。44分には、ヨム・ギフンが、サントスのスルーパスでエリア内左に抜け出し、左足シュートを放つが、枠を捉えられなかった。前半はスコアレスで折り返す。
後半に入って54分、G大阪は宇佐美がエリア内中央に抜け出し、フリーで右足を振り抜く。だが、シュートは枠の右に外れ、絶好のチャンスを逃した。58分にはパトリックが右サイドを突破し、エリア内右からクロスを供給するが、ファーサイドの味方には合わない。64分、宇佐美を下げて遠藤をピッチに送り出した。
水原三星は72分、キム・グニがロングボールの競り合いに勝ち、エリア内左で左足を振り抜く。だが、強烈なシュートはGK東口順昭が正面でセーブした。G大阪は84分、パトリックを下げて長沢駿を投入。90分には倉田がエリア手前左から右足でミドルシュートを放つが、わずかに枠の右に外れた。水原三星はその直後、キム・ジョンウがミドルシュートを放つが、クロスバー直撃で得点にはつながらなかった。試合はこのまま動かず、0-0の引き分けで終了。G大阪はACLドロー発進となった。
G大阪は、28日にホームで行われる2016明治安田生命J1リーグ開幕節で鹿島アントラーズと対戦。3月2日に行われるACLグループステージ第2節でメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)をホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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