62分、東はネイサン・バーンズに代わり途中出場した [写真]=三浦彩乃
FC東京が公式戦の連敗を2で止めた。
1日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節が行われ、FC東京はベトナムのビンズオンと対戦。3-1で逆転勝利を収め、今季ACL初勝利を飾った。
途中出場のMF東慶悟が「こういう試合展開になるとは正直思っていなかった」と振り返るように、立ち上がりから試合を優位に進めたものの、23分に先制点を許してしまう。その後も幾度となく決定機を作り出すが、ネットを揺らすことができない。東は、9-0の大勝を収めたACLプレーオフのチョンブリFC戦を引き合いに出し、「あの試合くらい今日もチャンスはあったと思います。もっとチームとして向上しないといけない」とコメント。ボールを保持するも相手を崩し切れず、苦しい展開となった。
それでもネイサン・バーンズのゴールで同点に追いつくと、68分には小川諒也が蹴り出したCKを東が競り、オウンゴールを誘って勝ち越した。「相手が疲れてくる時間までチームとしても我慢しないといけない。前半は0-0でもいいと思えるくらいのメンタルを持って、後半の10〜15分を過ぎて相手も疲れてきたところから試合をすることを覚えてもいいのかもしれない」。試合終盤には、CKから前田遼一がダメ押しの3点目を奪い、試合を決定付けた。
グループステージ突破に向けて、苦戦しながらも貴重な勝ち点3をもぎ取ったFC東京。次戦はホームで江蘇蘇寧(中国)と対戦する。
By サッカーキング編集部
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