全北現代モータースが、AFCチャンピオンズリーグを制した(写真は19日のファーストレグ) [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝セカンドレグが26日に行われ、アル・アイン(アラブ首長国連邦/UAE)と全北現代モータース(韓国)が対戦した。
19日に行われたファーストレグでは、ホームの全北現代が2-1で勝利しており、アジア制覇へ向けて貴重なアドバンテージを手にして2試合目に挑む。一方貴重なアウェーゴールを奪っているアル・アインも、ホームで逆転優勝を狙ってくるだろう。
試合開始早々、アクシデントが発生した。5分、全北現代のリカルド・ロペスが負傷によりプレー続行不可能となり、ハン・ギョウォンが交代でピッチに投入される。
しかし30分、右CKキックからゴール前で途中出場のハン・ギョウォンが右足のボレーで押し込み全北現代が先制。アウェーで貴重なゴールを奪う。
一方のアル・アインは35分、右サイドからカイオがクロスを上げると、イ・ミョンジュが右足のハーフボレーをゴール左に突き刺し、同点に追いつく。
43分、アル・アインに絶好のチャンスが訪れた。ダニーロ・アスプリージャがエリア内で倒されてPKを獲得すると、元サンフレッチェ広島のドウグラスがキッカーに。しかしゴール右上を狙ったシュートは枠を捕らえず、アル・アインは絶好の機会を逃してしまう。
試合はそのまま終了し、1-1のドローに終わった。2戦合計3-2となり、全北現代のACL優勝が決定。同クラブは10年ぶり2回目となるアジア制覇を達成した。
【得点者】
0-1 30分 ハン・ギョウォン(全北現大モータース)
1-1 35分 イ・ミョンジュ(アル・アイン)
By サッカーキング編集部
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