敵地で完封負けを喫し敗退が決定した [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017グループステージ(GS)第6節が9日に行われ、済州ユナイテッドFC(韓国)とガンバ大阪が対戦した。
4得点以上を奪い3点差以上での勝利。かつ、同組のアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)対江蘇蘇寧(中国)の一戦で、アデレードが引き分け以下という厳しい条件ながら、突破の可能性を残しているG大阪。明治安田生命J1リーグでここ3試合スタメンから外れていた遠藤保仁がボランチのポジションで先発。ワントップに長沢駿が入り、2列目は左から泉澤仁、倉田秋、U-20日本代表の堂安律という並びになった。
序盤から攻めるG大阪は15分、遠藤のCKに三浦弦太が打点の高いヘディングで合わせる。GKが弾いたボールを倉田が頭で押し込んだが、オフサイドの判定が下された。しかし、29分にマルセロのパスに抜け出したチョン・ウンのシュートが決まり、先制点を許してしまう。前半を1点のビハインドで折り返す。
得点を奪うしかないG大阪は後半開始から泉澤に代えてアデミウソンを投入する。53分にはそのアデミウソンがシュートを放ったが、GKにブロックされた。
一方、カウンターから得点を狙う済州は66分、左サイドでボールを持ったファン・イルスがカットインから右足を振り抜く。このシュートが決まり、G大阪は追い込まれてしまう。
突破のためには5点が必要となったG大阪は、75分に遠藤、さらに77分には前線に上がってきたオ・ジェソクがシュートを放ったが、いずれもゴールには結びつかず。
試合は2-0で終了。G大阪は2季連続でACLグループステージ敗退となった。
【スコア】
済州ユナイテッドFC 2-0 ガンバ大阪
【得点者】
1-0 29分 チョン・ウン(済州)
2-0 66分 ファン・イルス(済州)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト