浦和は敵地で済州と対戦した [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16の第1戦が24日に行われ、浦和レッズは敵地で済州ユナイテッド(韓国)と対戦した。
浦和はグループFを18得点7失点と圧倒的な攻撃力を武器に首位通過。10年ぶりのアジア王者を目指して決勝トーナメントに挑む。対する済州はグループHを2位で突破。ガンバ大阪から2勝を挙げており、浦和としては侮れない相手だ。
アウェイゴールを奪い優位な状況でホームでの第2戦に臨みたい浦和は、ほぼベストと言える布陣でこの試合に臨んだ。中盤では阿部勇樹と柏木陽介がダブルボランチを組み、興梠慎三、武藤雄樹、ズラタンが3トップを形成している。
先に試合を動かしたのは済州だった。7分、浦和は左サイドからクロスを入れられると、マルセロに頭で叩き込まれて先制を許す。
追いかける展開となった浦和は21分、森脇良太が遠目からロングシュートを放ったが相手GKに阻まれた。23分には中盤でFKを獲得し、柏木が浮き球パスを供給すると、最後はズラタンの落としに興梠が反応したがこれもゴールならず。
35分、浦和はパスを細かくつなぐと柏木のラストパスを受けたズラタンがシュートを放ったが、ここも相手GKにストップされる。結局、前半は浦和が1点ビハインドで折り返した。
後半立ち上がりの53分、浦和の武藤が興梠のクロスに飛び込むと、PA内でヘディングシュートを放ちながら相手GKと交錯したが主審はノーファールの判定。同点のチャンスを逃す。65分にはPA右手前から森脇が左足で狙っていったが相手GKの正面を突いた。85分、左からのクロスにタイミング良くズラタンが合わせたものの、これも相手GKがキャッチ。浦和はどうしても追いつくことができない。
後半アディショナルタイム2分にはカウンターから済州に追加点を許し、万事休す。2-0で済州が第1戦に勝利した。
第2戦は31日に埼玉スタジアム2002で行われる。
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By サッカーキング編集部
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