今季のACLに出場したブリスベン・ロアー [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場したブリスベン・ロアー(オーストラリア)が、大会規約違反によりアジアサッカー連盟(AFC)から罰金を科されたようだ。イギリス紙『ガーディアン』が5月31日に報じている。
ブリスベン・ロアーはプレーオフを突破し、グループEに参戦。鹿島アントラーズやムアントン・ユナイテッド(タイ)、蔚山現代(韓国)と同組だった。グループステージ6試合で敗退が決まったが、大会期間中に4度もの規約違反があったようだ。
報道によると、ブリスベン・ロアーは本拠地であるサンコープ・スタジアムの周囲にあるスポンサー看板に覆いをしなかったことで2万5000米ドル(約277万円)、蔚山現代とのアウェイゲームでジョン・アロイージ監督が試合後のフラッシュインタビューを欠席したことで1万米ドル(約111万円)の罰金を科された。
さらに、4月12日に行われた鹿島とのホームゲームでは、2名のカメラマンを無許可でピッチへ入場させたために3000米ドル(約33万円)、そしてAFC規約で定められた適切な食事をマッチオフィシャルに提供しなかったために1万米ドル(約111万円)の罰金を科されたという。マッチオフィシャルは「インターナショナル・ビュッフェスタイル」の食事提供をされなかったようだ。
以上4度の規約違反について、罰金を科されたブリスベン・ロアー。クラブはアロイージ監督のフラッシュインタビューやマッチオフィシャルへの食事提供に関する事案についてAFCに上訴する構えだが、請求が期限を4日過ぎていたことで、さらに1万米ドル(約111万円)の罰金を科されているという。罰金総額は5万8000米ドル(約644万円)となると報じられている。
By サッカーキング編集部
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