試合後に騒動があった浦和と済州の一戦 [写真]=Getty Images
5月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・セカンドレグの済州ユナイテッド(韓国)戦で起きた騒動について、AFC(アジアサッカー連盟)から2万ドル(約220万円)の罰金を科された浦和レッズが、公式HPにて声明を発表した。
同試合では終盤に選手同士が揉み合う事態が起こり、試合に出場していなかった済州DFペク・ドンギュがベンチを飛び出し、騒動を収めようとしていた浦和MF阿部勇樹の顔面に肘打ちを食らわせた。また、試合後にもピッチ上で選手・スタッフが入り乱れた騒動が勃発するなど、プレー以外の面で大きな注目を集めることとなっていた。
以上の騒動を受け、浦和はクラブ関係者が乱闘に加わったとして、2万ドル(約220万円)の罰金を科されることとなった。なお、済州DFチョ・ヨンヒョンに6カ月間の出場停止と2万ドル(約220万円)の罰金、ペク・ドンギュには3カ月の出場停止と1万5000ドル(約165万円)の罰金をそれぞれ命じられ、DFクォン・ハンジンが2試合の出場停止(AFC主催試合)と1000ドル(約11万円)の罰金処分を科されたほか、済州には4万ドル(約440万円)の罰金処分が下っている。
AFCの処分決定を受け、浦和は以下のように声明を発表している。
「日ごろより、浦和レッドダイヤモンズをサポートいただき、まことにありがとうございます。9日、アジアサッカー連盟(AFC)から、5月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 第2戦 vs済州ユナイテッドFCにおいて、試合後の騒動に関わったこと、また試合の価値を落としたことにより、浦和レッズに2万ドルの罰金が科されると発表がありました」
「規定に基づき、裁定内容について詳細を確認しておりますので、今後の対応につきましては、あらためて、オフィシャルサイトを通じて、ご報告させていただきます」
By サッカーキング編集部
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