蔚山現代と川崎フロンターレが対戦した [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018グループステージ第2節が20日に行われ、蔚山現代(韓国)と川崎フロンターレ(日本)が対戦した。
蔚山は今年1月にサガン鳥栖から期限付き移籍で加入したFW豊田陽平が先発。対する川崎はMF大島僚太やFW小林悠、FW大久保嘉人とともに、大卒ルーキーのMF守田英正が右サイドバックでスタメンに名を連ねた。
立ち上がりからボールを保持してチャンスを伺う川崎は15分、ペナルティエリア手前中央で縦パスを受けた小林が反転から右足でミドルシュートを放ったが、ここは枠の左に外れた。29分にはエリア手前右でボールを持った家長昭博が左足で狙ったが、シュートは惜しくも左ポストを叩き、先制点とはならない。
すると42分に蔚山が均衡を破る。高い位置で奪ったボールを攻撃につなげ、エリア手前中央でマイナス方向のパスを受けたチョン・ジェヨンが右足ダイレクトでシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。
追いつきたい川崎は65分、阿部浩之に代えて登里享平を投入する。しかし直後の66分、ミスからボールを奪われると、ファン・イルスのシュートはGKチョン・ソンリョンが防いだが、二次攻撃の流れからイ・ヨンジェに左足のミドルシュートを叩き込まれ、点差が広がった。
2点ビハインドとなった川崎は知念慶、森谷賢太郎を投入してゴールを目指すと、85分に知念がヘディングシュートを決めて1点を返す。しかし、同点ゴールを奪うには至らず試合はこのまま2-1でタイムアップ。川崎はACL連敗スタートとなった。
次節、蔚山は3月7日にアウェイで上海上港(中国)と、川崎は同日にホームでメルボルン(オーストラリア)と対戦する。
【スコア】
蔚山現代 2-1 川崎フロンターレ
【スコア】
1-0 42分 チョン・ジェヨン(蔚山)
2-0 66分 イ・ヨンジェ(蔚山)
2-1 85分 知念慶(川崎)
By サッカーキング編集部
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