ゴールを喜ぶ金崎ら鹿島の選手 [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節が21日に行われ、水原三星ブルーウィングス(韓国)と鹿島アントラーズ(日本)が対戦した。
試合は早い時間に動く。8分、ペナルティエリア手前中央で横パスを受けた遠藤康がダイレクトでエリア内へスルーパスを送ると、抜け出した金崎夢生が冷静にゴール右隅に決め、鹿島が先制した。
幸先よくリードを得た鹿島は25分にピンチを迎える。レオ・シルバがエリア内でワギニーニョを倒してしまい、水原にPKが与えられた。だが、デヤン・ダミヤノヴィッチがゴール左を狙ったキックをGKクォン・スンテが完全に読み切り、ピンチを凌いだ。
追加点がほしい鹿島は41分、エリア内左から金崎が右足でシュートを放つと、GKが弾いたボールに遠藤が反応したが、うまくミートすることができなかった。
後半に入り59分、鹿島はCKをショートで繋ぐと、エリア手前左から遠藤が上げたクロスに鈴木優磨がヘディングで合わせる。そのままゴールへ入ろうかというボールを最後は金崎が頭で叩き込み、貴重な追加点が決まった。
2点ビハインドの水原は終了間際の89分、エリア内左に抜け出したクリストバムが左足のシュートを決めて1点差に詰め寄る。だが、残り時間で追い付くことはできず、試合はこのままタイムアップ。鹿島が2-1で勝利を収め、勝ち点3を獲得した。
次節、水原は3月7日にホームで上海申花(中国)と、鹿島は同日にアウェイでシドニーFC(オーストラリア)と対戦する。
【スコア】
水原三星ブルーウィングス 1-2 鹿島アントラーズ
【得点者】
0-1 8分 金崎夢生(鹿島)
0-2 59分 金崎夢生(鹿島)
1-2 89分 クリストバム(水原)
By サッカーキング編集部
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