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浦和、必死の守備も攻撃は歯が立たず…ACL決勝第1戦はアル・ヒラルが先勝

2019.11.10

浦和レッズは敵地でアル・ヒラルに1-0で敗れた

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝ファーストレグが9日に行われ、浦和レッズは敵地でアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦した。

 試合は序盤からホームのアル・ヒラルが圧倒的にボールを支配する展開に。それでも17分、ファブリシオの突破からフリーで待っていた関根貴大がゴールを狙うが相手DFに阻まれてしまう。

 29分にはアル・ヒラルが決定的なチャンスを迎えるが、青木拓矢がラインギリギリでボールを弾き出しゴールを割らせない。さらに34分、コーナーキックからアリ・アル・ブライヒが頭で合わせると、これをGK福島春樹がスーパーセーブでゴールを死守する。

 その後も右サイドのアンドレ・カリージョを中心に猛攻を浴びるがGK福島を中心に必死の守備を見せる。我慢を強いられる前半となった浦和だが、なんとか守り切り前半を無失点で折り返した。

 後半に入ってもアル・ヒラルが攻勢を強める。一方の浦和はなかなかボールをつなぐことができず攻撃の形を作ることができない。すると60分、モハメド・アル・ブレイクのクロスをカリージョが頭で押し込みついに先制点を許してしまう。さらに72分、再びアル・ヒラルにゴールネットを揺らされるがオフサイドでノーゴールの判定となる。

 試合はそのまま終了し、1-0でアル・ヒラルが勝利。全く攻撃の歯が立たなかった浦和はアウェイゴールこそ奪えなかったものの、相手に支配される試合を1失点に抑えた。

 ACL決勝セカンドレグは24日19時にキックオフを迎える。

【スコア】
アル・ヒラル 1-0 浦和レッズ

【得点者】
1-0 60分 アンドレ・カリージョ(アル・ヒラル

【スターティングメンバー】
浦和レッズ(3-4―2-1)
福島春樹;岩波拓也、鈴木大輔、槙野智章;橋岡大樹、エヴェルトン、青木拓矢、関根貴大(85分 宇賀神友弥);長澤和輝(75分 杉本健勇)、ファブリシオ;興梠慎三

By サッカーキング編集部

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