FC東京がACL上海申花戦に臨んだ [写真]=Getty Images
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断となっていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)がいよいよ再開。従来のホーム&アウェイ形式からカタールでのセントラル開催へと変更され、グループF所属のFC東京が上海申花(中国)との第3節に臨んだ。
2月に消化した第2節までの時点では1勝1分でグループ2位につけていたFC東京。対する上海申花は2月の試合開催が見送られていたため、FC東京より一足先にカタール入りし、今月18日から2試合を消化して1勝1敗でグループ3位に位置する。
試合は立ち上がりからFC東京がペースを握ってチャンスを演出するも、引いて守りを固める上海申花のゴールを割るには至らない。23分、中村帆高の右クロスから最後は小川諒也が思い切りよく左足を振り抜いたがシュートは枠の上へ。39分には小川の精度の高い左クロスにディエゴ・オリヴェイラが反応し、勢いを持って体に当てにいったが、枠内に飛んだボールは相手GKのファインセーブに防がれた。
試合が動いたのは70分、中村帆がエリア内で相手選手に手を掛けて倒してしまい、上海申花にPKが与えられる。ユー・ハンチャオのキックはFC東京GK波多野豪がコースを読むも止めきれず、上海申花が先制した。
その後、FC東京は渡辺剛と中村拓海を投入し、森重真人をディフェンスラインからボランチに上げて打開を図った。78分、右CKから中央フリーでD・オリヴェイラが放ったシュートは枠を捉えられず。終盤には三田啓貴、田川亨介と攻撃的カードを切ってチャンスを窺ったものの1点が遠く、FC東京は0-1で再開初戦に敗れた。
【得点者】
0-1 72分 ユー・ハンチャオ(上海申花)
By サッカーキング編集部
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