FC東京と北京国安が対戦した [写真]=Getty Images
6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のノックアウトステージ・ラウンド16が行われ、FC東京が中国の北京国安と対戦した。例年、ノックアウトステージはホーム&アウェイの2試合で勝敗を決するが、カタールでのセントラル開催となった今大会は一発勝負となる。
過去、ラウンド16の舞台では2012年に広州恒大、2016年に上海上港といずれも中国勢に阻まれているFC東京。今試合では21歳の長身FW原大智を先発に抜擢し、原を中心に高い位置からプレッシャーを掛け、チャンスを窺う。元ブラジル代表のレナト・アウグストがタクトを振るう北京国安の攻撃に対しても、ディフェンス陣が集中力の高い守りを見せ、スコアレスで折り返した。
しかし後半に入ると、北京国安に押し込まれる時間が増え、59分、ついにゴールをこじ開けられてしまう。R・アウグストの突破に対し小川諒也が懸命に食らいついたが、鋭い折り返しのボールを中央に送られると、ゴール前でマークの外れていたアランに合わせられた。
反撃に出たいFC東京は61分、森重真人からのロングパスを受けた永井謙佑が左サイドで溜め、レアンドロへラストパス。鋭いシュートは惜しくも枠を外れてしまう。69分には高萩洋次郎とアダイウトンを投入し、攻勢を強める。74分の右CKはレアンドロのキックに渡辺剛が合わせたが、ボールは枠の左へ。終盤は巧みなボールキープで時計の針を進める北京国安を前になかなか好機を作れず、0-1の完封負けで無念のベスト16敗退となった。
【得点者】
1-0 59分 アラン(北京国安)
By サッカーキング編集部
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