ヴィッセル神戸と上海上港が対戦した [写真]=Getty Images
7日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のノックアウトステージ・ラウンド16が行われ、ヴィッセル神戸と上海上港が対戦した。
ACL初出場の神戸は、カタールでのセントラル開催となったグループステージ第3節で早々にノックアウトステージ進出を決め、残り2試合はメンバーを大幅に入れ替えながら調整を行ってきた。
立ち上がりこそ慎重な入りとなったが、相手ディフェンスラインの背後を狙い、チャンスを窺う。すると31分、貴重な先制点を挙げる。山口蛍が前線へスルーパスを送ると、アンドレス・イニエスタが見事なトラップで足元に収めてターン。相手DF3人に囲まれながらも巧みにかわしてシュートを放つと、GKの手をかすめてネットを揺らした。
追加点を狙う神戸は42分、カウンターから古橋亨梧がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放つも、わずかに枠の右へ。1-0で前半を終えた。
後半に入り、スコアを動かしたのはまたしても神戸だった。50分、古橋が左サイドの深い位置でボールをキープし、クロスを供給。これに西大伍が足を伸ばし、ボールはゴールに吸い込まれた。
その後も前掛かりとなった上海上港の隙を突いて神戸がチャンスを演出する。56分、ドウグラスからのマイナスのパスにA・イニエスタが走り込みながら左足で合わせるも、シュートはGKに防がれてしまう。59分には古橋が相手GKと一対一の場面を迎えたが、GKの好セーブに遭い得点とはならない。
さらなる追加点こそ生まれなかったものの、危なげなく試合を運んだ神戸が2-0で勝利を収め、ベスト8進出を決めた。
By サッカーキング編集部
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