横浜FMは水原三星に敗れてACLベスト16で敗退 [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のノックアウトステージ・ラウンド16が7日に行われ、横浜F・マリノスが水原三星ブルーウィングス(韓国)との日韓対決に臨んだ。
今大会でクラブ史上初のノックアウトステージ進出を果たした横浜FM。立ち上がりから積極的なプレーを披露すると、20分に先制点を奪う。喜田拓也からのスルーパスに抜け出した仲川輝人が右サイドからゴール前に折り返すと、最後は走り込んだエリキが合わせた。
その後、両チームともにヒートアップしやや荒れた展開で試合が進む中、横浜FMが決定機を作り出す。33分、仲川からの右クロスが相手DFとGKの間を抜け、マルコス・ジュニオールの元にピタリと届いたが、ボールの勢いが強く、ミートしきれず。40分にはエリキがドリブルからシュートまで持ち込んだものの、惜しくも枠の左に外れ、1-0で前半を終えた。
ところが、横浜FMがペースを握っていた前半とは一転、後半は守勢に回る時間が増える。すると57分、水原三星のキム・テファンが右サイドから強烈なミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻す。
勢いに乗る水原三星は82分、ワンツーでペナルティエリア内に侵入したキム・ミヌが冷静にシュートを沈めて逆転。さらに87分には前掛かりとなっていた横浜FMの隙を突き、ハン・ソクジョンがロングシュート。これが横浜FMのGKオビ・パウエル・オビンナの頭上を超えてゴールに吸い込まれ、2点差とした。
横浜FMは後半アディショナルタイム、天野純からのクロスにオナイウ阿道が頭で合わせて1点を返すも、反撃はここまで。2-3で逆転負けを喫し、ACLの戦いはベスト16で幕を閉じた。
【スコア】
横浜F・マリノス 2-3 水原三星ブルーウィングス
【得点者】
1-0 20分 エリキ(横浜F・マリノス)
1-1 57分 キム・テファン(水原三星ブルーウィングス)
1-2 82分 キム・ミヌ(水原三星ブルーウィングス)
1-3 87分 ハン・ソクジョン(水原三星ブルーウィングス)
2-3 90+1分 オナイウ阿道(横浜F・マリノス)
By サッカーキング編集部
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