セレッソ大阪が広州を下し勝ち点3獲得
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループJ第1節が24日に行われ、広州FC(中国)とセレッソ大阪が対戦した。
C大阪は3年ぶり4度目のACL出場となり、過去の最高成績は2011年のベスト8。昨季J1リーグで4位だったC大阪は本来ならプレーオフからの出場だったが、オーストラリア勢の参加辞退により、繰り上げでストレートインとなった。
一方、広州は2度のACL優勝を誇る名門だが、6月21日から再開した中国スーパーリーグと日程が重なっているため、ACLのグループステージには30人のリザーブ選手とアカデミーに所属する選手を登録。また、ファビオ・カンナバーロ監督ではなく、アナリストの刘智宇氏が“2軍”の指揮官を務める。
試合は序盤からC大阪が主導権を握り進めていく。9分、左サイドからのクロスに坂元達裕が頭で合わせゴールを脅かすと、15分には先制に成功に成功。原川力のCKから奥埜博亮が強烈なヘディングシュート。これがネットを揺らし開始早々リードを手にした。
その後もC大阪はボールを握り、サイドからの攻撃を基調に攻め立てる。37分にはアダム・タガートのポストプレーから原川がエリアに侵入した振りぬいたシュートは惜しくも枠を逸れた。
1点リードで迎えた後半69分、猛攻が実を結んだ。またも原川のCKからチアゴのヘッド。高い打点で合わせると、バーに当たりつつラインを割った。
セットプレーから2得点を奪ったC大阪は逃げ切り体制に入る。ポゼッションを保持しつつ機会を伺い試合を締めにいく。後半アディショナルタイム2分にはエリア右手前で奥埜が掴まれFK獲得。キッカーの丸橋祐介は絶妙なコントロールショットを放ったがクロスバーが立ちはだかった。
試合はこのまま終了し、セレッソ大阪が2-0で広州を下し3ポイントを積み上げた。次節は27日に行われ、広州はポートFC(タイ)と、C大阪は傑志(香港)と対戦する。
By サッカーキング編集部
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