名古屋が浦項に3得点で快勝した
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節が25日に行われ、名古屋グランパスと浦項スティーラース(韓国)が対戦した。
セントラル方式で開催されているグループステージ。名古屋、浦項のいるグループGはタイで試合が開催されている。
大会初戦を勝利で飾った両チームの対戦は、名古屋が立ち上がりに主導権を握る。11分、左サイドのタッチライン側から齋藤学が細かいタッチでDF2人をかわすと、角度のないところから右足で強烈なシュートを放つも、これはポストに弾かれた。
その後、押し込まれた時間を凌いだ浦項が徐々に攻勢に転じるも、34分、名古屋はマークを背負ってボールを受けた柿谷曜一朗が反転から右足を一振り。低く鋭い弾道はニアサイドへと突き刺さり、会心の一撃で名古屋が先制に成功した。
試合はこのまま前半を1-0で折り返すと、後半開始とともに3枚替えを決断した浦項に対し、名古屋も55分に3枚替えを決行。すると58分、ピッチに立ったばかりの山﨑凌吾がカウンターから左足で狙うも、これはGKカン・ヒョンムに阻まれた。
続く64分、マテウスのスルーパスに柿谷が抜け出すと、中央への折り返しからまたも山﨑がシュート。するとこのボールがDFの手に当たりPKの判定に。ハンドを犯したシン・グアンフンはこの試合2枚目のイエローカードで退場となった。そして65分、マテウスがPKをしっかりと決め、名古屋がリードを2点に広げる。
さらに83分には、柿谷の落としをスピードに乗って受けたマテウスがエリア外からシュートを放つ。放たれたグラウンダー性のボールはポストに当たってゴールに吸い込まれ、名古屋が勝負の行方を決定づける3得点目を奪った。
試合はこのまま終了。グループ最大のライバルと目される浦項を下した名古屋は、これで開幕2連勝を達成して首位に立った。
次節は28日、名古屋はラチャブリFCと、浦項はジョホール・ダルル・タクジムと対戦する。
【得点者】
1-0 34分 柿谷曜一朗(名古屋グランパス)
2-0 65分 マテウス(PK/名古屋グランパス)
3-0 83分 マテウス(名古屋グランパス)
By サッカーキング編集部
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