レオ・セアラが2得点 [写真]=AFC
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第1節が16日に行われ、ホアンアイン・ザライ(ベトナム)と横浜F・マリノス(日本)が対戦した。
2シーズンぶりにACLを戦う横浜FMは、直前のリーグ戦で難敵鹿島アントラーズを3-0撃破。好調を維持して短期決戦の舞台ベトナムに乗り込んだ。鹿島戦からはスタメンを5人入れ替え、松原健、エドゥアルド、吉尾海夏;宮市亮、レオ・セアラが先発に名を連ねた。
地元開催のホアンアインが大勢のホームサポーターの後押しを受けてアグレッシブな入りを見せ、4分に決定機を迎える。高い位置でボールを奪ったブー・バン・タンがペナルティエリア内で左足を振り抜くが、ゴール左下を狙ったシュートはポストに阻まれる。
それでも、横浜FMは19分にセットプレーで先制に成功する。右コーナーキックから永戸勝也がニアにインスイングのボールを送り、飛び込んだレオ・セアラがヒールで合わせて押し込んだ。
25分、横浜FMがリードを広げる。左サイドでフリーキックを獲得し、永戸がピンポイントのボールをゴール前に供給。L・セアラが頭で合わせてネットを揺らした。
ホアンアインは31分に1点を返す。左コーナーキックからグエン・コン・フォンがインスイングのボールを送ると、最後は喜田拓也の頭に当たってゴールに吸い込まれた。
1点のリードで折り返した横浜FMは、49分にホアンアインのゴールを脅かす。左コーナーキックから永戸がアウトスイングのボールを供給し、相手のマークを外したL・セアラが頭で合わせるが、シュートはクロスバーに嫌われた。
後半途中からはホアンアインが横浜FMのハイラインの裏を狙う場面も増えるが、複数回訪れた決定機を生かすことはできない。横浜FMはなんとか凌いで逃げ切りに成功し、初戦を白星で飾った。次節は19日に行われ、ホアンアインはシドニーFC(オーストラリア)、横浜FMは全北現代(韓国)と対戦する。
【スコア】
ホアンアイン・ザライ 1-2 横浜F・マリノス
【得点者】
0-1 19分 レオ・セアラ(横浜FM)
0-2 25分 レオ・セアラ(横浜FM)
1-2 31分 オウンゴール(ホアンアイン・ザライ)
【スターティングメンバー】
横浜FM(4-2-3-1)
高丘陽平;松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド(84分 角田涼太朗)、永戸勝也;喜田拓也、岩田智輝(64分 藤田譲瑠チマ);宮市亮、吉尾海夏(64分 マルコス・ジュニオール)、仲川輝人(64分 水沼宏太);レオ・セアラ(71分 西村拓真)
By サッカーキング編集部
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