先制点をアシストした大邱の鈴木圭太(右) [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ・グループF第3節が21日に行われ、大邱FC(韓国)と浦和レッズ(日本)が対戦した。
ここまで1勝1敗の大邱と連勝スタートの浦和が激突。浦和は5-0で勝利した山東泰山戦から先発を8人入れ替えて試合に臨んだ。浦和は前半、76パーセントのボール保持率を記録したが、5バックのブロックを敷く大邱に持たされる格好となり、相手のゴール前まで迫ることができない。対する大邱はカウンターを中心に攻めて8本のシュートを記録したが、いずれも枠内には飛ばず、試合はスコアレスで折り返す。
試合の均衡が破れたのは53分、大邱が先制する。左サイドから鈴木圭太がゴール前にクロスを供給し、ゼカが頭で合わせてゴールに流し込んだ。
追いかける展開となった浦和は、67分に4枚替えを敢行。70分には途中投入されたダヴィド・モーベルグがドリブルで中央に切り込み、ペナルティエリア右で左足を振り抜くが、シュートは相手GKの正面に飛ぶ。
押し込む時間が続く浦和は、89分に絶好機が到来。攻め上がったアレクサンダー・ショルツとのワンツーパスでキャスパー・ユンカーがボックスに侵入。左足でゴールを狙うが、シュートは相手GKに防がれる。さらにこぼれ球をショルツが押し込もうとしたものの、これは左のポストに嫌われた。
試合はこのまま終了し、大邱は2試合ぶりの白星で2勝1敗、浦和は今大会初黒星で2勝1敗となった。両者は24日に行われる次節でも対戦する。
【得点者】
1-0 53分 ゼカ(大邱)
【スターティングメンバー】
浦和(4-4-2)
鈴木彩艶;酒井宏樹(78分 馬渡和彰)、アレクサンダー・ショルツ、岩波拓也、大畑歩夢(67分 明本考浩);小泉佳穂(67分 ダヴィド・モーベルグ)、伊藤敦樹、岩尾憲(67分 柴戸海)、松尾佑介(67分 関根貴大);江坂任、キャスパー・ユンカー
By サッカーキング編集部
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