今季より浦和のキャプテンを務める酒井宏樹 [写真]=2023 Asian Football Confederation (AFC)
2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦・第1戦が29日に行われ、浦和レッズ(日本)は敵地でアル・ヒラル(サウジアラビア)と1-1で引き分けた。試合後、浦和のキャプテンを務める酒井宏樹が『DAZN』のフラッシュインタビューに登場した。
試合は立ち上がりの13分、アル・ヒラルのミシャエウに左サイドを突破されると、最終ラインとGKの間を抜けたクロスボールをサレム・アル・ドサリに押し込まれ、浦和は敵地で先制を許す。それでも、53分には敵陣中央で前を向いた大久保智明が左足でスルーパスを通すと、このボールが相手DFに当たってディフレクション。ポストに当たった跳ね返りを興梠慎三が左足で押し込み、浦和が同点ゴールを記録した。試合はこのままタイムアップ。浦和は敵地での第1戦で白星こそ飾れなかったものの、大きなアウェイゴールを得てホーム開催の第2戦に臨むこととなった。
試合後、「予想通り厳しい内容になりましたし、スタジアムに関しても厳しい雰囲気とはなりました」と試合を振り返った酒井は「1点取られてからバラバラにならず、一丸となってもう1回立ち向かうことができたのが良かったと思います」とチームの姿勢を称えた。
敵地での第1戦を引き分けで終えたことで、浦和は1週間後の5月6日にホームで行われるセカンドレグを勝利、もしくはスコアレスドローで終えると3度目のアジア制覇を決められる。酒井は「第2戦を埼玉でやれることは僕らにとってメリットが大きくて」と話しつつも「その前に今日、こんなにも遠くまで来てくれたこの700人近くのサポーターに本当に感謝しています」と、第1戦の開催地であるサウジアラビア・リヤドまで駆け付けた数多くの浦和サポーターに言及。「本当に誇りに思います。彼らに大きな第1戦の結果を与えられて、非常にホッとしています」と話した。
浦和にとってクラブ3度目のアジア制覇を目指す今シーズンのACL。ホーム『埼玉スタジアム2002』で開催される第2戦は、5月6日の18:00キックオフ予定だ。試合の模様は『DAZN』にて独占配信される。
By サッカーキング編集部
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