AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦が6日に行われ、本拠地・埼玉スタジアム2002にアル・ヒラル(サウジアラビア)を迎えた浦和レッズは1-0で勝利。2戦合計スコアを2-1として2017年以来3度目となるアジア制覇を成し遂げた。
試合後の記者会見に臨んだ浦和のマチェイ・スコルジャ監督は「難しい試合になることはわかっていたので、全員でハードワークして、素晴らしいサポーターとクラブのためにタイトルを獲得できたことが幸せ。非常に良い経験になったし、とても光栄なこと」と語り、この喜びを「表現するための言葉が見つからないくらい」と評した。
また、スタジアムの内外で素晴らしい雰囲気を作り出してきたサポーターの応援に関しては「私にとって素晴らしい経験になっている」とコメント。さらに、「チームのサポーターには特別なスピリットを感じている。今日は簡単な試合ではなく、苦しんだ時間帯もあったが、サポーターの方々がプラスワンの存在になってくれた」と続け、苦境に立つチームの背中を押し続けたファンに感謝の思いを述べた。
劣勢となる場面が多かった試合内容に関しては、「もっと攻撃的にプレーできたのではないかとも思う。もう少しボールをキープできても良かった」としつつ、「アウェイで1-1という結果の後だったので、今日は余分なリスクを冒さないことも戦略の一部だった。最終的にトロフィーを取ることが狙いだったので、今日のような展開になった部分もある」と指摘。最後に「アル・ヒラルという経験豊富な素晴らしいチームに勝つことは常にできることはではない。選手たちには大きなリスペクトを感じている」と、選手たちの頑張りを労っていた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト