浦項戦に臨んだ浦和 [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループJ第3節が24日に行われ、浦和レッズ(日本)と浦項スティーラース(韓国)が対戦した。
前回王者として臨んでいる浦和は、ここまで2試合を終えて1勝1分でグループJの2位。そして浦項は2連勝中で、ホームの声援を背にした浦和は首位に立つチームを相手に勝利を目指した。
先制したのは浦項だった。22分、左サイドからMFキム・スンデが右足でクロスを送ると、後ろから走り込んだMFチョン・ジェヒがペナルティエリア内でダイレクトで合わせてボールをゴールへと流し込んだ。試合は0-1でハーフタイムとなる。
迎えた後半、1点を追いかける浦和は開始と同時にDF酒井宏樹とMF中島翔哉の2選手を同時投入する。
しかし、次の1点も浦項が挙げた。49分、浦和のビルドアップのミスからセンターライン付近でボールを受けたFWキム・インソンが、スピードに乗ったドリブルで右サイドを突破し右足でマイナス方向へグラウンダーのパスを送る。このボールをMFコ・ヨンジュンが左足ダイレクトでゴール右へと流し込み、ネットを揺らした。
その後、浦和はボール支配率こそ相手を上回ったものの、なかなか攻めあぐねる展開が続く。そして3枚の交代カードも使い反撃を目指すも、最後までゴールを奪うことができなかった。
試合は0-2で終了し、浦和を下した浦項は3連勝を挙げグループJの首位をキープしている。
【得点者】
0-1 22分 チョン・ジェヒ(浦項)
0-2 49分 コ・ヨンジュン(浦項)
By サッカーキング編集部
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