FOLLOW US

横浜FMの守護神として5年ぶり出場で完封 朴一圭「懐かしさあったけど、新鮮でした」

2025.02.12

 AFCチャンピオンズリーグエリート リーグステージ第7節が12日に行われ、横浜F・マリノスは上海申花をホームに迎え、ヤン・マテウスのゴールで1-0と勝利した。

 横浜FMにとっては今季最初の公式戦となったが、GKはサガン鳥栖から古巣に復帰を果たした朴一圭が5年ぶりの横浜FMの選手としてのピッチに立ち、完封勝利に貢献した。

 朴は試合後、「懐かしさはありましたけど、5年空いたので新鮮でした。ACLという独特の雰囲気がある大会でもありましたし、またちょっと違った日産だったなという感じでした。チャントもやっぱりうれしいですよね。でも、何よりも本当に勝ったことがよかったです」と、感傷は少しあったとしつつ、2025年の公式戦初戦で勝利を手にしたことを喜んだ。

 スティーブ・ホーランド新監督を迎えた横浜FMはシステムを3バックに変更。この試合も3-4-2-1でスタートしたが、相手の圧力と幅を使った展開で、特に前半は押し込まれる時間もあった。朴は「言い訳になってはダメですけど、チームが立ち上がって1カ月ですし、日産スタジアムで初めてプレーする選手もいたし、今日の芝がどれくらい滑るか、風でどれくらい早く乾くかもわからない。僕も久々でわからない。そこを理解すれば問題ないと思います」と、アジャストしていけば問題ないとしつつ、「まだまだ連携が必要なことは事実。今日のメンバーで組んだことも多くはないので、課題は絶対に出てくる。それよりも課題が出ながら勝てたことが一番大きいですし、ポジティブな要素しかない」と、勝利しながら改善できることの重要性を説いた。

 15日にはアルビレックス新潟とのJ1開幕戦を控えるが、「チームとしてやりたいことは整理できていましたし、選手もわかっています。あとはそれを僕たちが表現できるように力をつけていくだけ」、「共通認識は、この1カ月でしっかり落とし込まれている。だから臨機応変に対応もできたので、そこは本当に監督の手腕だと思いますし、何より大事なのはみんなが監督のことを信頼して、このサッカーを体現すれば結果につながると今、一人ひとりが信じていること」と、ホーランド監督への信頼とともに、一戦一戦積み重ねて成長していくだけと話している。

朴一圭の関連記事

By 小松春生

Web『サッカーキング』編集長

1984年東京都生まれ。2012年よりWeb『サッカーキング』で編集者として勤務。2019年7月よりWeb『サッカーキング』編集長に就任。イギリスと⚽️サッカーと🎤音楽と🤼‍♂️プロレスが好き

SHARE

RANKING朴一圭のニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO