ACLEからの撤退が発表された山東泰山 [写真]=Getty Images
アジアサッカー連盟(AFC)は19日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に参戦している山東泰山がリーグステージ最終節の蔚山HD戦を棄権することを発表した。
AFCによると、ACLEの大会規則第5.2条に基づき、山東泰山が19日に予定されていた蔚山HD戦に出場する意思がないことを確認したとのこと。これに伴い、山東泰山がACLE自体から撤退することが発表されている。なお、この件については、今後必要に応じて関係するAFC委員会に付託され、決定が下される見込みだという。
ACLEの大会規則第5.2条では、試合に出場する意思がない場合や出場しないことをAFCに通知した場合、試合の続行を拒否した場合、試合終了前に会場を離れた場合、管轄機関によって大会への参加が禁止された場合には、当該クラブが大会自体から撤退したものと見なすと記されている。
対戦相手の蔚山HDもクラブの公式インスタグラムを更新し、「本日予定されていたACLEリーグステージ第8節の蔚山HDvs山東泰山の一戦は、山東泰山の大会放棄によりキャンセルされた」として19日のリーグステージ最終節が中止になったことを明かしている。
山東泰山は中国スーパーリーグで過去5度の優勝を誇る名門。今大会は第7節を終えて3勝1分3敗の成績を収めており、蔚山HDとの最終節を前にノックアウトステージ進出圏内の8位につけている。Jリーグ勢3クラブといずれも対戦しており、ヴィッセル神戸相手に1-2、横浜F・マリノス相手に2-2、川崎フロンターレ相手に0-4という結果に終わっていた。
By サッカーキング編集部
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