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広島、シドニーFCとの“首位攻防戦”を2-1で制す! 東&ピエロス弾でACL2開幕から3連勝

4時間前

決勝弾を挙げたピエロス・ソティリウ(画像は7月の神戸戦)[写真]=縄田理可子

 AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループE・第3節が23日に行われ、サンフレッチェ広島シドニーFC(オーストラリア)が対戦した。

 アジアサッカー連盟(AFC)が大会を再編して今季初開催となったACL2は、日本から広島が参戦。カヤFC・イロイロ(フィリピン)との初戦を3-0で勝利し、第2節では3-2で東方(香港)を破ったことにより連勝を達成した。3連勝をかけて激突するのは、同じくACL2で連勝を記録中のシドニーFC。グループステージ最大の“ライバル”を本拠地『エディオンピースウイング広島』で迎え撃つ。

 試合は、立ち上がりから広島にアクシデントが発生する。4分に自陣ボックス手前で競り合った荒木隼人が、体勢を崩しながら地面に落下。腰を痛めてピッチにうずくまり、プレー続行が不可能となったことで塩谷司との交代を余儀なくされた。

 12分にはシドニーFCが決定機を創出。中盤でパスを繋ぎながらボールを前進させ、ドウグラス・コスタが前線へスルーパスを送る。パトリク・クリマラがボールを収めて横パスを流すと、走り込んできたジョーダン・コートニー・パーキンスがトラップからボックス内でシュート。しかし、広島GK大迫敬介が至近距離から放たれたボールをストップした。

 そんななか、20分に広島がスコアを動かす。自陣で左右に展開しながら相手を揺さぶり、左サイドでボールを持った東俊希が中央のトルガイ・アルスランに横パス。右サイドに大きく振って再び相手を揺さぶると、ボールを受けた新井直人が右足でクロスを送る。大外に蹴り込まれたボールに、駆け上がってきた東がダイレクトで反応。豪快なボレーシュートを叩き込んで広島が先制した。

 さらに55分、シドニーFCが自陣深くでのリスタートからパスを繋ぎ始めると、プレスをかけたトルガイ・アルスランが高い位置でボールを奪取。ゴール前で待つピエロス・ソティリウに折り返しを送り、ターンから落ち着いて枠に流し込んで追加点を挙げた。

 終盤の90分にはエイドリアン・セゲチッチから1点を返されたものの、リードを守り切った広島が2-1で勝利。シドニーFCとの直接対決を制してグループE首位に浮上した。次節、広島は来月7日にアウェイでシドニーFCと再び対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 2-1 シドニーFC

【得点者】
1-0 20分 東俊希(サンフレッチェ広島
2-0 55分 ピエロス・ソティリウ(サンフレッチェ広島
2-1 90分 エイドリアン・セゲチッチ(シドニーFC

By サッカーキング編集部

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