3冠を成し遂げ、天皇杯を掲げる遠藤(中央) [写真]=Getty Images
天皇杯決勝が13日に行われ、ガンバ大阪とモンテディオ山形が対戦した。
宇佐美貴史のゴールで先制すると、パトリックが追加点を挙げ2点リードで前半を終える。62分に1点を返されるが、85分に宇佐美がダメ押しゴールを叩き込み、G大阪が3-1で勝利。2000年の鹿島アントラーズ以来の14年ぶり、J1昇格年では史上初となる3冠を達成した。
キャプテンの日本代表MF遠藤保仁は、「非常に嬉しいです。1年間を通して全員がチームのために良い仕事をしたと思います」と優勝を喜んだ。
三冠達成については、「今まで鹿島しか成し遂げていなかったものを、こうやって自分たちが成し遂げられたっていうことは非常に光栄に思う。取った後でも、やっぱり三冠を取るということはとても難しいことだと思います」と語り、喜びを噛み締めた。
遠藤は、「前半で2点取れていたので、無理にリスクを冒す必要もなかった。カウンターだけ気を付けて僕と今野(泰幸)のところで、しっかりバランスを取ることを心掛けていました」と試合を振り返った。
改めて、チームの強みを問われると、「全員がハードワークして、チームの勝利のために体を張ったり、見えない部分で良い仕事をしていたことだと思う」と答え、「三冠を取れたことを誇りに思っていますし、これからさらに良いチームになっていけるようにしていきたいです」とコメントしている。