得点を決めた橋本和(中央) [写真]=野口岳彦
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会ラウンド16が11日に各地で行われた。
浦和レッズは、J3のFC町田ゼルビアと熊谷陸上競技場で対戦。30分に橋本和のゴールで先制すると、32分に李忠成、アディショナルタイムの47分に関根貴大の追加点で3点リードを得て前半を折り返す。後半に入って50分、平智広のミドルシュートで町田が1点を返すが、浦和は65分に阿部勇樹、69分に高木俊幸、75分に興梠慎三と立て続けにゴール。後半アディショナルタイムにも関根のダメ押しゴールが生まれ、浦和が7-1で圧勝した。なお、77分に李に代わって出場した石原直樹が、右ひざ前十字じん帯損傷のケガから約6カ月半ぶりに復帰を果たした。
サンフレッチェ広島は、鳴門大塚ポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦した。佐藤寿人や青山敏弘ら主力を温存した広島は、70分に皆川佑介のゴールで先制。終了間際の90分に内田裕斗のゴールで徳島に同点とされるが、後半アディショナルタイムの93分にビョン・ジュンボンが劇的な決勝点を挙げて、広島が2-1の勝利を収めた。
水戸ホーリーホックと味の素スタジアムで対戦したFC東京は、14分に前田遼一、57分に橋本拳人がゴールを挙げて、2-0で勝利。この結果、11日開催の3試合では、浦和、広島、FC東京のJ1クラブが順当にベスト8へ駒を進めた。
■天皇杯ラウンド16の結果(11日開催)
FC町田ゼルビア 1-7 浦和レッズ
FC東京 2-0 水戸ホーリーホック
徳島ヴォルティス 1-2 サンフレッチェ広島
■天皇杯ラウンド16の対戦カード
▼14日開催
ベガルタ仙台 vs 松本山雅FC(13時キックオフ、ユアテックスタジアム仙台)
ヴィッセル神戸 vs 横浜F・マリノス(15時30分キックオフ、ノエビアスタジアム)
サガン鳥栖 vs モンテディオ山形(17時キックオフ、ベストアメニティスタジアム)
▼15日開催
柏レイソル vs ヴァンフォーレ甲府(13時キックオフ、日立柏サッカー場)
川崎フロンターレ vs ガンバ大阪(15時30分キックオフ、万博記念競技場)
By サッカーキング編集部
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