第95回天皇杯が8月29日に開幕、88チームが頂点を目指して戦う (C)JFA
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会ラウンド16の残り2試合が15日に行われた。
連覇を目指すガンバ大阪は川崎フロンターレと対戦。日本代表に選出されているFW宇佐美貴史に代わって左サイドで先発起用された大森晃太郎が前半アディショナルタイムに先制点を挙げると、53分には倉田秋が追加点をマーク。川崎に反撃を許すことなく2-0で逃げ切り、8強入りを果たしている。
ヴァンフォーレ甲府と対戦した柏レイソルは0-0のまま後半に入った53分、FW工藤壮人が先制点を奪取。ところが甲府も73分に阿部拓馬が決めて試合を振り出しに戻す。同点のまま延長戦へと突入したが、互いに得点を挙げることはできず、試合は終盤へ。すると終了間際の120分、柏のMFクリスティアーノが土壇場で勝ち越しゴール。これが決勝点となり、柏が劇的な勝利でベスト8へと駒を進めた。
この日の試合を終え、今大会のベスト8がすべて出揃った。準々決勝は12月26日に行われ、同29日に準決勝、そして2016年1月1日に決勝戦が予定されている。
■天皇杯ラウンド16の結果
(11日開催)
FC町田ゼルビア 1-7 浦和レッズ
FC東京 2-0 水戸ホーリーホック
徳島ヴォルティス 1-2 サンフレッチェ広島
(14日開催)
ベガルタ仙台 2-1 松本山雅FC
ヴィッセル神戸 1-0 横浜F・マリノス
サガン鳥栖 4-3 モンテディオ山形
(15日開催)
柏レイソル 2-1 ヴァンフォーレ甲府
川崎フロンターレ 0-2 ガンバ大阪
■天皇杯準々決勝対戦カード(12月26日)
ヴィッセル神戸 vs 浦和レッズ
ベガルタ仙台 vs 柏レイソル
ガンバ大阪 vs サガン鳥栖
FC東京 vs サンフレッチェ広島
By サッカーキング編集部
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