谷口(正面)のゴールを喜ぶ中村(左端)ら [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝が行われ、川崎フロンターレは大宮アルディージャと対戦し、1-0で勝利した。試合後、同クラブでキャプテンマークを巻くMF中村憲剛がコメントを残している。
大宮に押し込まれる時間が続きながらも、試合終盤にDF谷口彰悟が値千金の先制点を奪って逃げ切った川崎。中村が「小学生の頃から夢見た舞台」と語った元日のピッチに、クラブ史上初めて立つこととなった。
激闘を終えた中村。試合後には、「自分たちがなかなかリズムを掴めない中で、みんなで一つになって、歯を食いしばって戦おうという話をしていた。苦しい試合でしたけど、彰悟が1点とってくれた。みんなの気持ちの勝利だと思います」と振り返り、チーム一丸となってつかみ取った白星であると強調した。
決勝の相手は明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ準決勝で敗れた鹿島アントラーズとなる。中村は「何も言うことはないと思います。決勝で必ず勝って、自分たちがチャンピオンになるんだという気持ちを持って戦いたいと思います」と必勝を誓った。
By サッカーキング編集部
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