第96回天皇杯決勝で対戦する鹿島(上)と川崎(下) [写真]=Getty Images
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝が29日に行われた。
準決勝第1試合では、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが激突した。横浜FMが押し気味に試合を進める中、41分に鹿島がMF土居聖真のヘディングシュートで先制。73分には途中出場の鈴木優磨が追加点を決め、リードを広げる。後半途中にMF中村俊輔を投入した横浜FMだったが、最後までゴールを奪えず、2-0で鹿島が勝利した。
続く準決勝第2試合、大宮アルディージャと川崎フロンターレの一戦は、両者一歩も譲らず激しい展開に。それでもスコアレスで迎えた85分、CKから川崎DF谷口彰悟が右足で決勝ゴールを挙げ、クラブ史上初の決勝へ進むこととなった。
この結果、元日のファイナルでは鹿島と川崎が対戦することに。11月23日の明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ準決勝と同じカードとなった。鹿島が勝利すればリーグ戦と合わせて今季2冠、川崎が勝利すればクラブ史上初タイトルとなる。
By サッカーキング編集部
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