第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝でプレーする小笠原 [写真]=Getty Images
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が1月1日に行われ、鹿島アントラーズは川崎フロンターレに2-1で勝利を収め、6年ぶり5度目の同大会制覇を達成した。試合後、鹿島のキャプテンを務めるMF小笠原満男がコメントを残している。
DF山本脩斗の得点で、前半の内にリードを奪った鹿島。しかし後半に同点ゴールを献上し、試合は延長戦までもつれ込む展開に。それでも迎えた94分、途中出場のMFファブリシオが豪快に右足を振りぬき、勝ち越しゴール。結局このままタイムアップを迎え、クラブ通算19個目のタイトルを手にすることとなった。
天皇杯優勝に際して小笠原は、「石井さんをはじめ、チームが1年間を通して勝ちにこだわってタイトルをとりにいくことを目標にやってきて、最後天皇杯をとれて非常に嬉しく思います。選手、スタッフ、サポーターが一丸となって戦えるのがこのチームの良さです」とクラブが一つになって掴んだタイトルであることを強調した。
「勝ちにこだわってやる、そういう戦い方ができたと思います」と試合全体を振り返った小笠原。自身がベンチに下がった後のチームメートのプレーに関しては、「信頼して見ていましたし、頼もしかったです」とコメントしている。
来シーズンは、J1リーグ戦や天皇杯などに加え、AFCチャンピオンズリーグ2017にも参加する鹿島。小笠原は、「さらにタイトルを重ねていけるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
By サッカーキング編集部
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