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天皇杯の試合会場、下位カテゴリー所属地域での開催優先…準々決勝まで

2017.06.19

前回は鹿島が優勝した天皇杯、3回戦から準々決勝までの試合会場方法が発表に [写真]=Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は19日、第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会の3回戦から準々決勝までについて、会場決定方法を以下のように決定したと発表した。

 JFAは「天皇杯の試合は、各都道府県サッカー協会主管のもとで運営されている」と記したうえで「サッカー普及の観点から、天皇杯の試合を全国各地で開催することが重要と捉え、3回戦から準々決勝までの試合においては、対戦カードの下位カテゴリーチームが所属する都道府県の会場を優先して開催することとする」と発表した。

 会場選定例として、以下が挙げられている。

(1)J1所属クラブ vs J2所属クラブの場合…J2所属クラブの会場にて開催
(2)J1/J2所属クラブ vs 都道府県代表の場合…都道府県代表の会場にて開催
(3)J1/J2所属クラブ/都道府県代表同士の対戦の場合…対戦カードの左側(トーナメント表の上側)の会場にて開催

 そして例外として、以下のような事情も想定。JFAの判断により会場を決定する。

・試合を主管する都道府県サッカー協会が会場を確保できない、または開催を希望しない場合
・AFCチャンピオンズリーグで勝ち上がっているなど、チームのスケジュール等を考慮した場合
・会場設備、収容能力不足などその他諸事を考慮した場合

 以上の試合会場決定方法が適用されるのは、7月12日開催の3回戦、9月20日開催のラウンド16、そして10月25日開催の準々決勝。なお、来年1月1日に行われる決勝は埼玉スタジアムでの開催が決まっている。

By サッカーキング編集部

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