天皇杯準々決勝が行われた [写真]=Getty Images
天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会の準々決勝が24日、各地で行われた。
浦和レッズとサガン鳥栖の一戦は、宇賀神友弥のカットインからのシュートで16分に浦和が先制すると、31分には槙野智章が追加点を挙げる。57分にはキム・ミンヒョクが2枚目のイエローカードを受け退場。浦和は数的有利となり2-0で完封勝利をおさめた。
J1で首位に立つ川崎フロンターレは、モンテディオ山形と対戦。山形は前半2分に小林成豪のゴールで先制すると、その後も攻撃陣が躍動し2得点を追加する。一方川崎も後半に入り60分、69分に知念慶の2ゴールで反撃に出る。しかし最後まで1点が遠く、3-2で敗れた。
また、ジュビロ磐田はベガルタ仙台と対戦。磐田は小川航基の得点で9分に先制し、その後は守備を固め逃げ切りをはかる。しかし、86分、ジャーメイン良のシュートが相手DFに当たりGKの逆をついてゴールに吸い込まれ劇的同点弾となった。その後延長戦でも決まらず、PK戦の末、仙台が勝利した。
なお、鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府の一戦は、鹿島がアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝に進出していたため、11月21日に行われる。
準々決勝3試合の結果は以下の通り。また、準決勝は12月16日に行われる。
■4回戦
浦和レッズ 2-0 サガン鳥栖
ジュビロ磐田 1-1(PK3-4)ベガルタ仙台
川崎フロンターレ 2-3 モンテディオ山形
■準決勝
浦和レッズ vs 鹿島対甲府の勝者
ベガルタ仙台 vs モンテディオ山形
By サッカーキング編集部
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