C大阪はルヴァン杯決勝に弾みをつける快勝 [写真]=Getty Images
天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会の準々決勝が27日に行われた。
昨年度王者・川崎フロンターレは、鹿島アントラーズと対戦。32分に脇坂泰斗のコーナーキックにマルシーニョが合わせて先制すると、後半立ち上がりには脇坂のシュートが旗手怜央に当たってゴールに吸い込まれて追加点を獲得する。51分に脇坂が自らネットを揺らした川崎Fは、その後に鹿島の猛攻を受け、90分に1点を返される。それでも、3-1で勝利して準決勝に駒を進めた。
30日に行われるJリーグYBCルヴァンカップ決勝の“前哨戦”となった名古屋グランパスvsセレッソ大阪。アウェイのC大阪は前半に清武弘嗣のコーナーキックから2点を奪うと、後半にアダム・タガートがリードを広げる。C大阪は名古屋の反撃を封殺し、3-0の快勝で4年ぶりのベスト4入りを果たした。
ガンバ大阪と対戦した浦和レッズは、キャスパー・ユンカーと関根貴大に公式戦2試合連続となるゴールが生まれ、2点のリードで前半を終える。最後まで集中した戦いぶりを見せてG大阪の反撃を許さず、2-0の完封勝利を収めた。優勝した2018年大会以来となる準決勝では、今季のルヴァン杯準決勝で敗れたC大阪と再戦する。
初優勝を目指す大分トリニータは、J2勢で唯一の勝ち残りとなったジュビロ磐田と激突。大分は65分に野村直輝のコーナーキックから長沢駿が先制点を挙げる。終了間際には長沢のスルーパスに抜け出した藤本一輝がダメ押しの追加点を挙げ、大分が2-0で勝利した。大分はクラブ史上初となる天皇杯準決勝の舞台で、川崎Fと対戦する。
準々決勝の試合結果と準決勝の組み合わせは以下の通り。
■準々決勝の試合結果
名古屋グランパス 0-3 セレッソ大阪
川崎フロンターレ 3-1 鹿島アントラーズ
ガンバ大阪 0-2 浦和レッズ
ジュビロ磐田 0-2 大分トリニータ
■準決勝の対戦カード
▼12月12日(日)
浦和 vs C大阪
川崎F vs 大分
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト