東京Vのスターティングイレブン [写真]=JFA
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会ラウンド16(4回戦)が20日に行われ、東京ヴェルディ(J2)とジュビロ磐田(J1)が対戦した。
当初は13日に開催予定だったが、東京Vのトップチーム内に複数の新型コロナウイルス陽性者が出た影響で延期となっていた一戦。試合は終盤まで拮抗した展開が続いたが、80分に東京Vのバスケス・バイロンがPKを獲得。キッカーの新井瑞希がこれを成功させ、ホームチームが先制に成功する。
しかし、後半アディショナルタイム3分に磐田が試合を振り出しに戻す。左サイドからのクロスを伊藤槙人が頭で折り返し、ボックス中央にいたジャーメイン良が頭で合わせて押し込んだ。フルタイムで1-1となり、試合は延長戦に突入する。
次の1点が生まれたのは114分、東京Vが勝ち越しに成功する。ペナルティエリア手前でコーナーキックのこぼれ球を回収した奈良輪雄太が、胸トラップから右足一閃。鋭い一撃をゴール左下に突き刺した。
試合はこのまま終了し、2-1で勝利した東京Vがベスト8に進出した。準々決勝では京都サンガF.C.と対戦する。
【得点者】
1-0 82分 新井瑞希(東京V)
1-1 90+3分 ジャーメイン良(磐田)
2-1 114分 奈良輪雄太(東京V)
■天皇杯準々決勝・組み合わせ
▼9月7日(予備日:9月28日)
アビスパ福岡 vs ヴァンフォーレ甲府
ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ
京都サンガF.C. vs 東京ヴェルディ
セレッソ大阪 vs サンフレッチェ広島
By サッカーキング編集部
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