天皇杯4強が出揃った [写真]=JFA
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会・準々決勝が7日に行われた。
敵地でヴィッセル神戸と対戦した鹿島アントラーズは、62分に先制。広瀬陸斗が右サイドから送ったクロスをアルトゥール・カイキが頭で折り返し、ボックス中央の鈴木優磨がヘディングで押し込んだ。この1点が決勝点となり、鹿島が3年ぶりにベスト4へ駒を進めた。
セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島は40分にC大阪が先制。為田大貴が左サイドからゴールに向かうクロスを送り、アダム・タガートが頭で合わせて流し込んだ。対する広島は86分、敵陣深い位置に押し込んだ流れで柏好文が同点ゴールをマーク。さらに後半アディショナルタイム1分、森島司のクロスから川村拓夢がヘディングシュートを突き刺して逆転成功。劇的勝利を収めた広島は2013年以来となる準決勝進出を果たした。
京都サンガF.C.はホームで東京ヴェルディと対戦。デビュー戦となったパウリーニョが前後半に1点ずつをマーク。東京Vは終盤反撃に出て1点を返したが、京都が逃げ切って2-1で勝利した。京都は2011年以来の準決勝進出となる。
アビスパ福岡vsヴァンフォーレ甲府は、16分に三平和司のゴールで甲府が先制。福岡も27分に森山公弥がコーナーキックのこぼれ球を豪快に押し込んで試合を振り出しに戻す。90分で決着がつかずに延長戦へ突入。次の1点が生まれたのは97分、甲府が鳥海芳樹のゴールで勝ち越しに成功する。体を張った守備で福岡の猛攻を耐え抜いた甲府は、初の4強進出となった。
準々決勝の試合結果と準決勝の組み合わせは以下の通り。
準々決勝
▼9月7日(水)
アビスパ福岡 1-2(延長) ヴァンフォーレ甲府
ヴィッセル神戸 0-1 鹿島アントラーズ
京都サンガF.C. 2-1 東京ヴェルディ
セレッソ大阪 1-2 サンフレッチェ広島
準決勝
▼10月5日(水)
甲府 vs 鹿島
京都 vs 広島
決勝
▼10月16日(日)
会場:日産スタジアム/神奈川県
By サッカーキング編集部
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