[写真]=金田慎平
ヴァンフォーレ甲府がクラブ史上初の天皇杯優勝を成し遂げた。1トップのポジションで先発出場し、貴重なゴールを挙げたFW三平和司は「J2の他のチームが勇気をもらえたかどうかはわからないですけど、J2を代表して出場して優勝できた。J2もレベルが高いぞというところを見せられた」と胸を張った。
26分に甲府はCKを獲得すると、キッカーの長谷川元希はショートコーナーを選択。細かいパス交換から抜け出した荒木翔がグラウンダーのクロスを送り、ニアサイドの三平が蹴り込んだ。得点シーンについては「練習でもあそこまでうまくいかなかったですが、練習通り」と振り返った。
三平は63分にウィリアン・リラとの交代でピッチを退いたが、最後の見せ場はトロフィーリフトだ。トロフィーを掲げると見せかけて、自身のアフロヘアーを持ち上げる一発芸を披露して会場を沸かせた。「優勝できたことも嬉しいですけど、笑いが取れたことはもっと嬉しい(笑)」と囲み取材でも“三平らしさ”全開だった。
By サッカーキング編集部
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