天皇杯決勝進出を果たした柏レイソル(写真は今年8月のもの) [写真]=Getty Images
天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会・準決勝が8日に行われ、ロアッソ熊本と柏レイソルが対戦した。
今大会の天皇杯・準決勝1試合目は、明治安田生命J1リーグで首位に立つヴィッセル神戸をPK戦の末に下し、クラブ史上初のベスト4進出を決めた唯一の“J2勢”熊本と、名古屋グランパスに勝利して2017年以来6年ぶりのベスト4進出を果たした柏による一戦となった。
試合は9分に敵陣高い位置でボールを奪うと、細谷真大の仕掛けから上がったクロスに戸嶋祥郎が頭で押し込んで柏が先制に成功した。さらに、前半アディショナルタイムには左CKからマテウス・サヴィオが直接ゴールを狙うようなボールを入れると、弾かれたこぼれ球に片山瑛一が反応し、リードを2点に広げて前半を折り返した。
後半に入り、54分にはM・サヴィオがペナルティエリア手前の位置から左足を振り抜くと、これが細谷に当たってコースが変わり、そのままネットを揺らし、柏が追加点を挙げた。そして、後半アディショナルタイムにはCKのこぼれ球を高嶺朋樹が左足で叩き込み、ダメ押しゴールを決めた。
試合はこのまま終了。勝利した柏は優勝した2012年以来となる11年ぶりの天皇杯決勝進出を果たした。なお、決勝は12月9日に『国立競技場』で行われる。
【得点者】
0-1 9分 戸嶋祥郎(柏レイソル)
0-2 45+4分 片山瑛一(柏レイソル)
0-3 54分 細谷真大(柏レイソル)
0-4 90+4分 高嶺朋樹(柏レイソル)
By サッカーキング編集部
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